震災でいろいろキャンセルになっていましたが、昨日から久しぶりの東京出張に来ています。
何故か1時間もの遅れで高松を飛び立ち、ようやく着いた羽田の感想は、“暗い・・・”。節電の影響があちこちで見られます。
さて、この日は終日フリー。となれば、“お勉強”のため、今回も迷わず秋葉原へ・・・
秋葉原到着が正午過ぎ。昼食を商業ビルのテナント(鳥つね)で頂いたがこれが大失敗。くそう。
気を取り直し、雨上がりの中ダイナ5555へ。
2Fでソニーの新しいトールボーイが結構良い音(音場型なのかな?)出すのを聴かせてもらった後に、4Fへ。奥の視聴室で、でっかいスピーカーが鎮座し、鳴ってます。よく見ると、鳴っているのはタンノイのキングダムでした。ホントは前日までのデモでこの日はないはずだったそうですが、雨のため今日の搬出が延期になったのだそうです。ラッキー。JBLが苦手とされるクラシックが果たしてどのように聴こえるのか、興味津々。 店員さんの薦めでチャイコフスキー(だったかな?)、オーケストラの雄大な演奏を聴きます。
うーん、何か、スピーカー見たまんま、という感じ・・・ 決して悪くはないですが、特に心動かされるものはないなあ。
次に、数少ない好きなクラシック曲であるラヴェルのボレロをリクエスト。しかしながら、印象は特に変わりません。うちで4338で聴くのと、感動比は一緒、て感じです(失礼)。
さて、次が目玉。実は、結線こそされていませんが、キングダムの前に
ウィルソンのサーシャがキラキラとまばゆい光を放ってお座りになっていたのです。店員さんに、サーシャ聴けますか、とお願いすると、もちろん!と快諾。素早く結線作業をしてくれました。ちなみに、CDPはエソのK-01(147万円)、プリがゴールドムンドのMIMESIS27.5(92万円)、パワーが同じくゴールドムンドのTEROS250(199万円)という機器構成の様です。
まずは、比較を兼ねて同じボレロを掛けてくれます。
おー、ぜんぜん違う! 管楽器の音が軽やかに飛び跳ねている~!! 自分は、断然こちらの音が好きです。感動比、10倍?
次に、女性ボーカルものをお願いしたところ、セリーヌディオンのNew day has comeを掛けてくれました。
高音が室内を縦横無尽に飛び回り、低音がドン、ドンと心地よいボディブローを放ちます。実に多彩な音、音、音。CDにこんな音が入っているなんて、素直に驚きです。もう、楽しい、楽しい・・・
結局、ほとんど一人で2時間以上じっくり聴き入らせて頂きました。4338からはこんな音は出ないのかもしれませんが、やっぱり目指すのはこっち方向であることが確認できました。TV移動させなきゃね。めでたし、めでたし。あ、今日はちゃんと仕事もしました、念のため・・・