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次郎物語

2019年 05月 06日 ( 1 )

ラ・フォル・ジュルネ東京2019

大型連休、レ・ミゼラブルを観るために単身東京へ。
そこで、東京国際フォーラムでラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)というクラシックのイベントが開催されていることをたまたま知りました。なにせ、GWに東京へ来るのは人生で初めてのことです。

観劇までの空いたスケジュールを埋める目的で、前夜に2枚チケットを取りました。といっても、人気のプログラムはすでに売り切れ。選択肢はとても限られ、とりあえず取れる枠を押さえるという感じですが、スマホですぐチケットが取れる、いい時代です。

ホテルから歩いていると、丁度「銀座柳まつり」なるパレードが。中学生、小学生のマーチングバンドです。

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そして東京国際フォーラム。まずはチケット購入者は誰でも無料で聴ける、地下のホールEへ。
東京音楽大学の打楽器アンサンブル。
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耳に馴染んだ楽曲で、かつしっかりと練りこまれており誰でも素直に楽しめます。
そして、有料公演へ。


公演番号323「作曲家・藤倉大が考えるボヤージュ」
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ホールB7です。開演前。
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最初に弦楽四重奏が出てくるのですが、まずSPから弦楽器によると思われる機械的な旋律が流れ始め、それに合わせて四重奏が不協和音とでも言いたくなるような和音を奏でる。SPからは所々人間の発声も交じってきます。その後、作曲家とギター奏者が出てきて、作曲家のキーボードによる電子音とのセッション。これは少しラテンな感じで多少入って来ました。最後に、ソプラノの女性が出てきて、四重奏とセッション。何を歌っているのかなかなか分かりませんでしたが、途中で英語の歌詞であることが理解出来ました。という、とても前衛的な45分間。


次に、再び地下の広いホールEへ移動。
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丸の内フェスティバルシンガーズ&丸の内交響楽団によるオペラ椿姫ハイライト版。これは、ストーリー展開の解説入りで誰にも分かりやすい構成で、人間の肉声はここまで出るのだ、という点でミュージカルとの対比にもなり、とても楽しめました。オケの指揮者は女性です。

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360度観客に囲まれていて、真裏からオケを見ることが出来るのがちょっと面白い。


そして、公演番号344「日本の抒情、田園詩」
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初めて足を踏み入れるホールCです。コンパクトでとても見やすい会場。
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新日本フィルハーモニー管弦楽団と、箏(そう・こと)の共演です。最初の30分間、箏のコンチェルトみたいな感じの「交響的エグログ」。観劇用に持参していた双眼鏡が活躍し、各楽器がどう演奏に入っていくのか興味津々でした。なんと箏の奏者の人には全く楽譜の類がないのですね。適当に引いてるわけもないでしょうし、30分間暗譜してるのでしょうか。そして、後半はまさに伊福部昭!といった感じで、ゴジラテイスト、昭和の映画のサントラみたいなドラマティックな楽曲で、物凄く良かったです。指揮者の井上道義さん。タクトは使わず、体全体であたかも盆踊りか、それとも交通整理のお巡りさんか、みたいなコミカルな指揮で、最後まで聴衆を魅惑する見事なエンターテイメントでした。

フジコヘミング以来の人生2回目のまっとうなクラシックコンサート。とても楽しい時間となりました。










by jiro307 | 2019-05-06 23:39 | ライブ | Comments(0)
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