2014年 12月 20日
「秘密の花園」対決
思い立って松田聖子の中古レコードを集め始めました。
その後、音が良いと評判のリマスターCD集を入手。
さらに、うちでは環境も乏しいし、不要!と見切っていた筈のSACD盤。
高知遠征時に持ち込んだCD盤と比べて驚くほど差があったことで、好奇心に負けていつのまにか我が家に来てました。
役者も揃ったので、ユートピアの「秘密の花園」で聴き比べを敢行。
もちろんオーディオサイトでの視聴です。
プリアンプ:Jeff Rowland Synergy
パワーアンプ:Jeff Rowland model 8
SP:Wilson Audio System 5
ちなみに比較対象のアナログ盤は通常盤で、
過去の松山遠征時にゲットしたブックオフ・ジャンクコーナーの100円のものです。
アナログ環境は以下の通り。
ターンテーブル:MICRO BL-71
カートリッジ:audio-technica AT33E
フォノイコライザー:Pro-Ject Phono Box SE
スクラッチノイズの存在を除けば、とても魅力的な音を聴くことができます。
さあ比較視聴開始。まずはリマスターCD盤。
CDトランスポートはMARANTZ CD-15
DACはdcs950 professional です。
アナログと比べて、音が少々硬い感じ。
ドラム等の躍動感もアナログと比べると分が悪い印象です。
でもこれはこれで決して悪くありません。
続いて期待のSACD盤。
この日のプレーヤーはSCD-XA5400ES。
我が家にはSACDの入力を受け付ける単体DACはないため、内臓DACからSynergyへ接続します。
一聴して、音がうすーい ・・・ 音の骨格が華奢、とでも言えばいいのか。
ああ、これはあまり聴く気がしない。
CD-15・dCS950コンビの前に、SACDのフォーマットをもってしても5400ESでは全く歯が立たないようです。
さらに、5400ESでもリマスターCD盤を視聴。
ああ、音がスカスカ。がさつな音とでも言えばいいのでしょうか。
情報量が少ないとはこういうことを指すのかなあ?
結局、我が家の環境では、
アナログ>リマスターCD(CD-15・dCS950)>>SACD(5400ES)>>リマスターCD(5400ES)
というある意味当たり前(?)の結果になりました。
CD-15・dCS950コンビの優秀性と、さらにそれを凌駕するアナログの魅力が実感できた、聴き比べでした。