教会ピアノコンサート

今週、出張先で思わぬ形でピアノコンサートに遭遇しました。
場所は、とある教会。珍しい、父と息子の男同士のピアノ連弾です。

息子さんの中村徹さんは自閉症で、ドイツ生まれ、現在34歳。
音楽家のお父さんのサポートもあって、音大でピアノと作曲を学び優秀な成績で卒業されたそうです。65歳になるお父さんの指が動くうちに、と近々のCD発売を決めたのだとか。
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全て徹さんの作曲で、全部で6曲のミニコンサートでした。
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最初の方は、二人の息がなかなか合わない感もありましたが、曲が進むにつれてその辺りが解消され、終盤の3曲はとても素晴らしかったです。とくに良かったのは、これは徹さんのソロですがお母さんのために作ったという“音の手紙”。客席にお母様もいらっしゃいました。最後にアンコールも2曲あり、とても印象深いピアノコンサートとなりました。

親子間で言葉のコミュニケーションはなかなか難しいけど、一緒にピアノを弾いていると息子さんの心がなんとなく伝わってくるのだとお父さんがおっしゃっていました。

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会場は、天井高7m近くあろうかというホールで、PA機器なしのグランドピアノ。
オーディオ的にいうと、空間に対して圧倒的に音圧が足りないですし、定位も中央に集まって描く空間は小さいものですが、それでも自然な響きで音楽を堪能できました。

最近オーディオ再生について色々考え、色んな人の考察や主張をブログ等で拝見しますが、やはりオーディオ再生は聴き手が楽しむための演出が、少なからず、時として過剰に盛り込まれたものとして分けて考える方がいいのかな、などなど考えたのでした。
# by jiro307 | 2016-11-05 10:20 | オーディオ | Comments(4)

電気屋にて

昨日、家族の付き添いで本屋さんへ。
定期購読を辞めてしまって久しいHiViを書店で手に取り、冒頭の東京ジャズの特集にはオッと思ったものの、その他のページは驚くほど反応するものなし。

そのまま、時間つぶしにお隣の家電屋さんに。
過去の習性でTVコーナーにフラッと立ち寄ったところ、ソニーの4KTVが綾香のライブのデモ画像を流している。店員さんが寄ってきます。

店員 4KTV、どうですか?

適当に受け答え。通常は、買う気がなさそうと思うと店員さんは離れていきます。
しかし、この日の店員さんは何か違った。

店員 実は、今ご覧のソニーの4K、おそらくあと2日で新商品が出ます。

jiro あ、そうですか(型落ちになるこの商品を安く売り込もうという気かな?)

店員 実は、その商品がちょっと凄いんですよね・・・。
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Z9Dという型番らしい。

店員 今の4KTVで最も良いのが、こちらにありますパナソニックの最上位機種です。

jiro 確かに他よりコントラストが良いですね(設定次第で変わる可能性ありありだけど・・・)

店員 今度のソニーは、この機種を超えることを目標に開発したそうです。先日、製品説明会で実際の映像を見てきたんですけど、びっくりするほど素晴らしかったんです。この綾香の顔、とても高精細ですが、ソニーの新機種では肌の吹き出物までが見えるんです!(それ、いいのか?)

どうやら結構感動したようで、とにかく誰かに話したいモードに入っているのかもしれません。ここで、お隣に置いてあったLGの有機ELについて話を振ると、

・今度のソニーのは、有機ELに並んだとメーカーが自負している。
・LGの有機ELは、デモ画像は良いが2K放送の画質がイマイチ。
・有機ELは、寿命に課題を抱えている。焼き付きの問題もある ・・・etc

jiro 4Kの放送ってスカパー!を除いてまだないですよね。ところでこのデモ映像、TVを買うともらえるんですか?

店員 デモ映像は残念ながらお渡しできないんです。でもネットでいろいろ4Kの動画ありますよ。

(ま、やはりこれがネックです。地上波/BS放送がないと、TVとしては・・・)

店員 今回のソニーはかなり力が入ってます。昔ソニーがクオリアという製品を作っていたころがありましてね、ご存知でしょうか、クオリア。

jiro あ、クオリアのプロジェクター、持ってます。

店員 えええ!?


そこから店員さん完全にスイッチが入って、AVアンプは何ですか?SPは何ですか?と質問が。

jiro アンプはインテグラリサーチです。

店員 ああ、アメリカンサウンドですね!

jiro SPは、GENELECです(伝わるかな?)。

店員 GENELEC!それはセッティングに敏感なモニター系ですね!(おお、ちゃんと知ってる!)

ここからAVアンプの話に移行。デノンの新しいカタログが登場。

店員 今度のアンプは、なんと内部をUSBケーブルが走ってるんですよ~。
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ホントだ!

店員 小さな筐体に、詰め込みすぎなんですよね~(同意!)

どうやらご自身もアトモスをやっているそうで、映画らしさは5.1chだけど、アトモスは空気感が変わります(そういえば、アトモスを導入したYさんもそう言ってたなあ)、雨が本当に真上から降ってくるんです、土砂降りです、面白いですよ!とのことでした。

店員 来週末、ソニーのTV展示してますから是非来てくださいね!(いやそこは出張でいないんだけど・・・)

と10分程の滞在でカタログもらってその場を去りました。

4K&HDR、アトモス・・・
プロジェクターこそ4Kだけど、あとはガラパゴス状態だなあ・・・ま、いっか。
# by jiro307 | 2016-10-30 20:24 | 映像系 | Comments(0)

肉山 高松店

東京吉祥寺の人気店が、暖簾分けされて4か月前に高松に上陸と聞き、先日行ってきました。
既に年内の予約は一杯、来年の予約は11月から受付開始だそう。

メンバーは、急速に進む老眼を気にする肉レンジャイ5人組。
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店内は、愛と肉で埋め尽くされています。
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18時開始枠と19時開始枠があり、アラカルトなし、完全おまかせコースのみです。

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まずは前菜(?)の肉パテ。オリジナルの粒マスタードで頂きます。

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続いて、80分かけて焼いたという豚。とてもあっさりしています。キムチや柚子湖沼が良く合います。

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合間で野菜が入ります。エリンギ。とってもジューシー。

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来ました、牛!うち肉(うちもも?)。

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続いて、ソーセージ。油少なめ、旨味たっぷり。

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ここでビールから赤ワインに。グラスが肉w

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さらに牛、ランプ。塩で食べると、驚くほど甘くてジューシー。

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アスパラです。

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続いて牛すじ煮込み。美味い。ここでビールに復帰。

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まだまだ続きます。牛、ともさんかく。このお店は基本的に熟成赤身肉が中心のようですが、これはしっかりしたサシ。まるでフルコースのメインの肉みたいです。

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キューりの組体操。もろみではなく、絶品肉味噌をつけて。

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そして、牛ヒレ肉。これがこの日のメインでした。これまた、美味でした。

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締めのカレー。ここに来てなお、牛スジ肉たっぷり。あっさり行きたい人は、卵かけごはんもチョイス出来ます。

以上、これでもかと肉を食べて、一人5000円+税、飲み物別。確かにお値打ちです。
しばらく肉食べなくてもいいや、と思ったのも束の間、次の日にはまた行ってもいいかな、という気になるのは赤身肉が中心だからでしょうか。

途中で若い店長が挨拶に回るなど接客態度も総じて良。
久しぶりのお勧めグルメ情報でした。
# by jiro307 | 2016-10-27 14:04 | | Comments(6)

ソニーエモリー、東京ジャズ、&ワンダーランド

半年ほど前、BSスカパー!で録画した『ドリカムワンダーランド2015』を見ていたら、エディマーフィー似の黒人のおっさんがドラム叩いていて、えらいキレと量感のあるドラムだったのがとても印象的で、誰これ?!状態でした。
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結局BDも購入(まだ半分しかみてませんが)。

これがソニー・エモリーだったんですね。
あのアースウインド&ファイアのメンバーだと知ったのはこの直後のこと。
おお、繋がる繋がる。

そして1か月程前、ラべリング忘れの録画ディスクの中身の確認作業をしていたところ。あるディスクの中身は昨年の東京ジャズの2日目でした。ふと見ると、リーリトナーとソニーエモリーのセッションがあり、神業的な(軽業師的な?)スティック捌きを披露していました。1回見たはずの内容ですが、やはり各プレーヤーのことを認知してから見るのでは全然入って来方が違います。当たり前ですが、理解が深まるほど、楽しみ方も深まりますね。

とにかく、今年の東京ジャズも楽しみだな、と思っていた矢先。

3日前に既に放送済みとは・・・Orz 痛恨のチェック漏れです。
NHKさん、再放送やってね、お願い。



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今日は、いったんリセットして内振り80度くらいまで動かして、予備実験やってます。

※岡山には珍しい震度4でしたが、幸い特に被害はありませんでした。
# by jiro307 | 2016-10-21 21:11 | オーディオ | Comments(4)

音場?音像?

D200Ⅱを用いた予備実験の続きです。
改めて前後位置がずれないようにスタンドの角に印をつけ、そこを軸に角度を調整。70度くらいの超内ぶりから、1~2度ずつ角度を浅くするよう、前方へずらして行きます。すると段々音のイメージが曖昧になって来て、それとともに、少しずつ音がこちらへ向かって飛んでくる感覚を覚え始めます。

キリが無いので、途中でぐんぐん前方へ振っていくと、丁度視聴位置へまっすぐ向いた状態になりました。
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何かこれがドンピシャ。音が実に生き生きと感じられ、適度な包まれ感があり、要するに聴きなれたオーディオの音です。何かとても落ち着きます。でも、頭を左右に動かしてみると、右に左に見事なまでに音像もぴったりついてきます。

測ってみると、ぴったり1.9mの正三角形で、聴いていました。
やはりスタンダードとされるこの形には、ちゃんと理由があることを図らずも実感したのでした。

このオーソドックスな聴こえ方が音場型で、超内振りでしっかりしたイメージを作る、やや俯瞰的な聴き方が音像型なのかしらん?などと思いながら、妙に心地よくなって、色んな音源を聴いていました。

いかんいかん。また実験に戻らねば・・・


先日図書館で借りた中のお気に入りは、モルト・カンタービレ/山中千尋。
こういう賑やかなのが自分の好みなのでしょうね。
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# by jiro307 | 2016-10-18 23:52 | オーディオ | Comments(2)

岡山酒祭り × T-Square

9月中旬、近所で岡山酒祭りが開催されました。

去年も横目に指を加えて素通りするしかなかったのですが、改めて今年も開催に遭遇。
地酒にビール、個性的なフードメニューの出店に加えて無料でサンマの炭火焼きが振る舞われていました。
ここで晩ごはんもいいじゃん!との飲んだくれパパの意見は娘達に瞬殺され、泣く泣く素通りして図書館に。

図書館内で待ってると、祭り会場からT-Squareの名曲『TRUTH』が流れてきます。
おお、懐かしいなあ、と感傷に浸っていたところ、皆用事も終わって外へ。

見ると、ステージでアマチュアバンドが『TRUTH』を生演奏しているではないですか。
サックスは女性で、しかも結構演奏クオリティが高い(そもそもCD流してると勘違いしてた)。

うわ、これは最後まで聴きたい! と必死に訴えるも娘達に即却下され、未練たらたら状態のままずるずる引っ張って行かれてしまいました。

T-Squareは学生時代に、レンタルでカセットだったかMDだったかに録音して車で聴いていただけでCDの一枚も持っておらず。
翌週、図書館でT-squareを探索。TRUTHの収録されたものは1枚しかなかったですが、無事お借りできました。
うちでは聴かないSACDとのハイブリッドで、初回仕様のみ付属の2枚目にTRUTHが収録されている模様。

WINGS
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CD層の音質もまずまずで、無事TRUTHを堪能できました。


そして先週末の3連休。岡山は国際音楽祭を開催中。
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フライドプライドや佐藤竹善もセッションする無料ライブ。
これ、聴きたい!の声も、やはり封殺されてしまいました。悲しい・・・


さて、先日始めた空間表現予備実験は、ちょっぴり行き詰まってます。
左右chを同じように角度を変える、というのが結構難儀ですね。
角度を変化させるために回転させると、前後の位置も微妙にぶれますし。
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印をつけるなどしていますが・・・

毎日やって5か月、といったフレーズを見ると、ムムム!
週に2日程度の自分では果たして?
分かっていることではあるけども、オーディオは根気が要りますね。
# by jiro307 | 2016-10-11 08:44 | オーディオ | Comments(9)

It's so cool! モモンガ邸訪問

今週、随分久しぶりにモモンガ邸を訪問させて頂きました。
初めて訪れたのは5年前、最後の訪問は3,4年前でしょうか。

以前聴いた時との機材の違いは、主にDACの変更とクロックの導入です。
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が、なんといっても今回最大の変更点は・・・
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讃岐の暴走機関車の異名を持つモモンガさん。この夏、ついに部屋のリフォームを敢行されたのでした。
縦長のお部屋の、端3分の1程を壁から床から大改造。正面と右側面の窓をつぶし、正面の壁には厚さ3cmの木化石(総重量数300kg以上?)、側壁はエコカラットのタイル、床もしっかり補強し、仕上げは無垢のチーク材。

とてもカッコいい空間です。そして、新しくなった床を踏みしめてみると、ズシンとしっかりした重厚感のある良い感触です。

再生プレーヤーは、修理から帰還したP-0s-VUKです。
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最初に掛かったのは、マーカスミラーのtutu。
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過去の音とは全く違う音になっていました。とってもクールな音です。
そしてハイスピードな低域。高域はやや刺激的です。

改装したスペースは幅3.5m, 高さ2.4m, 奥行2.6mくらいでしょうか。その新しくなったステージ全体に音場が満ちています。

また、床を補強した効果で、視聴位置での床鳴りは過去の記憶から3~5割減で、左程気にならないレベルになっていました。

その後も次々と曲がかかります。
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高域が少し気になったのでその辺りを問うと、実はちょっとセッティングの変更をしていたとのこと。
元の設定に戻してもらうと、高域の刺激感はなくなり、耳触りが良くなりました。情報量が増えたのでしょうか。そしてその状態で手嶌葵をもう一度聴くと、視聴席まで包み込むような空気感、高域シャワーが広がり、これはもう素晴らしかったです。

途中、空間表現のことなど様々なオーディオネタについてディスカッション。
逸品館のレーザーセッターを用いたモモンガ流SPセッティングについても教えて頂きました。

最後に映像系。
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OSのサイドテンション付き120インチスクリーンで、幕面は何ですかと聞くと、さあ何だったっけ?との答えでやはりモモンガさんはオーディオの人だなあと思いました。
映像そのものも良かったです。この常識的な視聴距離なら 別に4Kを欲張らなくても良いように感じました。

残りスペースにも順次リフォームを行う意向だそうで、壁は音が硬くなり過ぎないように壁紙だけにしようか、など色々検討されていました。

夜8時から11時前までと比較的深夜の3時間弱、とても楽しいオフ会となりました。
立ち止まることを知らず、常にダイナミックな変化を模索しているモモンガさん、リフォームは今のところ大成功ですね。
夜分にどうもありがとうございました。
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# by jiro307 | 2016-09-30 17:59 | オーディオ訪問記 | Comments(2)

空間表現 予備実験

普通は休日こそ趣味に時間を費やせるものですが、当方はちょっと事情が違います。
オーディオ一式があるのは職場(実家)、自宅ではオーディオは一切ご法度、休日・祝日は自宅で今しか出来ないイクメン(とはもう言わないか)&家族サービスというスタイルなので、シルバーウィークなどの連休はオーディオも連休。
さらには火曜水曜は県外勤務。というわけで(言い訳終了)、本日久しぶりのオーディオです。

丁度今日、調整用ソフトも到着。
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普段全く縁がない音楽ソースですが、ウイルソンで聴くとなかなか良くて、つい聴き惚れてしまいました。
さて、2階多目的室の隅っこからD200Ⅱとスタンドをいそいそと降ろして、ウイルソン不在時と同様に再セッティング。

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視聴位置から左右とも1.8m程(たまたま計測値がぴったり一緒、幸先良い!)、SP間が内壁間で1.5m程という比較的オーソドックスな二等辺三角形に並行で設置、ここからスタートです。

これで同じソフトを聴いてみると、何と輪郭の甘いことか。ウイルソンがハイビジョンで、こちらはSD画質といった趣。

続いて、常識外れ、初の試みの内ぶり90度、完全向い合せです。
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これで聴くと、なんとも籠ったようで、音が遠い。

ここから10度くらい前へ傾ける(内ぶり80度)。すると、背景の音が前へ出て来ますが、ボーカルは奥へ引っ込んだ形になります。

そこから少しずつ内ぶり角を小さくしていきます。そうして、頭の位置を左右に動かし、さらには視聴位置から離れて部屋のあちことで聞いてみると、やはりきつい内ぶりではボーカルがセンターにしっかり定位して動きません。やってみるとなるほど、です。そして、45度まで前へ向けると、その関係性は完全に崩れます。

結局、色々角度調整をしてみると、大体70度くらいでセンター定位と音の自然な広がりがまずまず両立する形になりました。
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両SPと視聴位置の三角形の丁度真ん中に音像が立つ感じです。
今色んなソースを視聴していて、これが意外といけるので、少々驚いています。

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# by jiro307 | 2016-09-23 21:50 | オーディオ | Comments(2)

空間再生についてちょっと考察

先日京都人さんがmixi日記で考察されていたことに感じるところがありました。

京都人さんは空間再生に興味を持って、10年以上音像と音場の構築をテーマに取り組まれているそうです。
私がオーディオに興味を持ったのも、空間再生の側から入っているので、レベルは違えど方向性は似ているのかもしれません。

以下に京都人さんの許可を得て日記を引用させて頂きます。
一部引用のつもりが、完成度の高い文章のためほぼ転載の形になってしまったこと、ご了承下さい。

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私の個人的な考えですが、音像音場再現にはいろいろな段階があると思っております。

第一段階は、適当に置かれたペアスピーカーによるもので、確かに左右から別々の音が鳴ったり、音の広がりのようなものも感じさせますが、空間再生を語るレベルではありません。

第二段階は、指向性のあるスピーカーをある程度きちんと(cmレベルの精度)セットして鳴らしたもので、いわゆる世間で言われているような音像定位(5点定位のようなもの)は問題なくクリアしますが、音像の前後上下などの再現には問題が残されていることが多いです。

第三段階は、フルレンジコンデンサースピーカーを厳密な精度でセッティングした場合の音場で、まるで立体写真を見るように音像音場が展開されてきます。しかしながら、音像が平面的でボディ感を感じ取りにくいのと、頭を少しでも動かすと音像音場が崩れてしまうと言う欠点があります。これは立体写真の場合においても、画像の中の人物などがそれぞれの空間的前後関係はわかるものの、個々の像そのものは切り紙細工のように平面的であること、また視線を少しでも変えると立体感が失われてしまうことと通じています。

第四段階は、スピーカーから出る音波が部屋の中につくりだしてくる疎密波の分布を整えることで、元音源の音像音場をそのままの形で部屋の中に再現させようというものです。

これが私が言っている所の「真の音場」というもので、立体ホログラフィーのようにどの位置から聴いても音像音場の形は崩れませんし、音像そのものの立体感も出てきます。ここにいたって初めて演奏会場で鳴っている音がそのままの形で生々しく自分の部屋に再現されるようになります。

ただし、このレベルを実現させるためには、スピーカー同士の位置関係を本当に厳密に合わせていく必要があります。これは映像の世界で3管式のプロジェクターのRGBの各ビームのコンバージェンスをきちんと合わせなければピントが合った画像が得られないのと同じで、ほんのわずかのズレが出来上がりを大きく左右するため、よほどの根気がない限り実現させることは極めて困難です。

特に指向性の強いスピーカーでこれを行うことは困難の極みで、特に2つのスピーカーのなす角度の調整に気の遠くなるような微妙な取り組みを続けなくてはなりません。そのような理由からこの状態の再生音はなかなか体験する機会がなく、そのような音像音場があることを知っている人も極めてわずかでしかありませんでした。

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以上、引用終わり(京都人さん、ありがとうございます)。

自分のオーディオの原体験は、高松時代のRYO師匠のウイルソン・システム5の音でした。
自分の解釈では、師匠は第四段階を実現していましたので、そこが自分のスタート地点です。

今、師匠にシステムのほとんどを譲ってもらい、その原風景を追い求める日々ですが、
第二段階はさすがにクリアしていると思いますが、第四段階は容易ではないですね。

特にウイルソンを用いての第四段階は「困難の極み」であることは、師匠を含め複数名のかたに直接言われております。
こればかりは自分でつかむしかないようなので、頑張るのみです。

まあ四六時中セッティングをいじっていては音楽を楽しめないので、気合の入ったときに頑張っているというのが実情ですが・・・



2週間ごとに図書館で借りてくるCDは、いつもはジャズやクラシックを中心に選択していますが、先週は気分を変えてJ-POPで5枚。

その中で、nokkoのこれはお気に入りの曲が入っているものの音質はもう一つ。

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一方、こちらの吉田美和は、予想外に音質も良くて嬉しい誤算でした。

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それにしても、仕事中BGMで流しているときの印象とオーディオシステムでちゃんと聴くときの印象が、真逆になることが多いのが面白いところです。
# by jiro307 | 2016-09-18 19:28 | オーディオ | Comments(4)

ウイルソンの帰還

修理に出したのが4月の下旬。正式に修理依頼をしたら修理完了まで約1か月とのことでした。

ところがその2週間後、先方から修理担当者が体調不良で戦線離脱、もう1か月延びますとのお詫びの電話連絡が。

そんなこんなで、修理に出して待つこと丁度2か月、6月末にようやくウイルソンの帰還となったのでした。



専用輸送箱から取り出すと、しっかり、丁寧に梱包されています。
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いそいそとラップを剥がして・・・
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御対面です。
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交換した部品も同封されていました。
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その他、責任者からの丁寧な直筆のお手紙や、当地の観光案内なども入っていて、ちょっと感心しました。
実際の修理代は、見積もりの通りでした。


取り急ぎ設置して音の確認。
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音出しした最初の感想は、低域が重いっ!
しばらくウーハー動かしてなかったことと、ブックシェルフの軽快な低域に慣れていたことの相乗効果でしょうか。

高域フェチ音源で音の広がりなどチェックしていくうちに、低域の違和感は目立たなくなり、ツイーター修理の効果か以前より音の輪郭が細やかかつ端正な音になったように感じられました。
もちろん、修理前のノイズは全くありません。

以上を師匠に報告すると、久しぶりに聴くと前より良くなったと感じるものです、とすかさず釘を刺されましたが。

まあとにかく、正妻も戻ってオーディオ再スタートです。
# by jiro307 | 2016-09-15 22:24 | オーディオ | Comments(4)

8歳になりました。


by jiro307
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