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次郎物語

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屋根裏でパラゴンを聴く 広島・K田邸訪問 その2

K田さん邸には、ほかにも気になるアイテムがゴロゴロしていました。
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キャンディーズのフィギュア。


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多くのLDやらアナログ盤やらに紛れて・・・

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ZARDがたくさん!

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レコード盤かと思ったら意表をついたデザインのCDでした。20周年記念のリマスター盤。K田さんいわく、これが音悪くってね~、とのことで残念ながら聴かずじまい。ちなみに、かつてこの部屋にはリヤプロジェクションTVを軸とした映像試聴システムもあったそうです。


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そしてマリリンモンロー!
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ピクチャーレコードまで。裏面が アハーン♡ だったのにはびっくり。モンローの歌なんてろくに知らないのに、お願いして一曲聴かせて頂きました。時代を反映したような、雰囲気のある音でした~。



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そしてモンローの下には、もう一つのスピーカーシステム、三菱DIATONE 2S-305、AMIEさんがお持ちの2S-3003の先代のNHKスタジオモニターだそうです。パラゴンが鳴りだす5年前までは、こちらがメインだったそうです。専用台を使うとラウンドした壁のためパラゴンと被ってしまうので、床置きとなっています。こちらも無理を言って聴かせて頂きましたが、なんとも昭和のムード満々です。今やこちらを鳴らすことは滅多にないようで、K田さんの心はすっかり正妻(パラゴン)へ逝っているようでした。
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フロントグリルのロゴが時代を感じさせます。


これと決めた相手と長年連れ添いながら、理想の音を作っていく。ああ、こういうのもいいなあ、としみじみと感じた広島遠征でした。hidetarouさん、K田さん、有難うございました。帰り道、なぜかプジョーのウインカーが動作不良で、肝を冷やしながらのドライブでした。やっぱり外車は電気系が弱い(汗)。
by jiro307 | 2013-12-24 23:01 | オーディオ訪問記 | Comments(6)

屋根裏でパラゴンを聴く 広島・K田邸訪問

続いて訪れたのは、ご近所のK田さんのお宅。なんとhidetarouさんの高校の同級生だとか。
同じ学年にオーディオファイルがいるなんて、ちょっと驚き(笑)。

さて、K田邸は鉄筋造りのホームエレベーターを備える3階建て。そこから階段を上った4階部分、屋根裏スペースがオーディオルームとなっています。

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なんと印象的な風景でしょう。

部屋のサイズは幅3m、高さ2m、奥行7~8m程でしょうか。そして部屋の一番奥に鎮座するのが、パラゴンです。実物を見るのは私は初めてです。最初に思ったのは、どうやってこの部屋に入ったの?ということでした。なにせ、入り口ドアは普通のサイズですし、その下はすぐ階段です。

その答えは2つありました。1つは、このパラゴン、3分割するんですね。中央の反射板を引き抜くと、左右に分かれるそうです。

そしてもう1つ、ここが肝心です。この建物は約20年前に出来たそうですが、ショップに買い置きしておいたパラゴンを、なんと建築途中に搬入し、その後に入口側の壁を作って戸をつけたのだとか。室内の床や壁もパラゴン搬入後に作っていったそうです。そう考えると、正にパラゴンのために作った部屋。もはやこのパラゴンは搬出不可能、建物の一部と考えて良いようです(笑)。

床から立ち上がり、そのまま半円形にラウンドした天井へと連続する壁にはびっしりと小孔が空いています。その奥には吸音材が仕込まれているそうで、当時の建築家が実に良い仕事をしています。

私はこの日までパラゴンの構造を知らず、どこがどうやって鳴るんだろうと思ってましたが、K田さんが大切にお持ちの製品カタログにその答えが載っていました。
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実に独特な音道を備えた3wayスピーカーなのですね。
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この非常に美しいエンクロージャーを作れる木工職人がいなくなって、パラゴンの生産は終焉を迎えたのだとか。なるほど、伝説になるわけです。

さらに、このパラゴンは初期型だそうで、その特徴として中央の反射パネルやエンクロージャーが合板で出来ています。響きすぎるとの判断からか以後はパーティクルボードへ変更となっているそうです。


K田さんは、パラゴンを自作の真空管アンプで鳴らしています。
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音源はCDとアナログですが、そのプレーヤーたるや記念碑的存在でした。
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1982年に発売されたマランツのCDP一号機、CD-63です。世界でCDPが初めて世に出た時の一台だそうで、それを大切に使われていることに本当に吃驚です。


ターンテーブルは、DENONのベルトドライブ。これもかなりの年代物です。
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カートリッジに至っては、1964年発売のMM型。



さて、パラゴンが奏でるその音は、最初はとてもスマート、線が細く聴こえましたが、アンプが温まるとともに実在感のある音へと変貌を遂げていきました。スピーカーに近づくと、確かに中央の反射パネルから音が飛んできていることが実感できます。


と、ここでK田さん。

ごめんごめん、アンプが片方スイッチ入れ忘れていた、モノラル再生になってたよ、アハハハハ!

と朗らかにもう一つのアンプに灯が入りました。おおー、この中域の充実感は素晴らしいです。


それにしても、正面で聴いていて、片チャンでも左右のバランスの崩れを感じないのは、中央のパネルに反射させる独特の形式だからでしょうか。パラゴンってひょっとして左右のステレオフォニックが出にくいのかなと思い、持参のカーペンターズ青春の輝きをかけてもらうと、きちんと左右の分離があります。何とも不思議な感じです(ここで、左右の音の出方がうちで聴くのと反対だったので、K田さんに左右反転疑惑をかけてしまいました。実は、我が家のdcs950の左右出力端子、正面から向かって右が左で左が右なのでした。ずーっと気づかずに左右逆で聴いていたことに後日愕然としたのはここだけの話です。K田さん、あらぬ濡れ衣をかけて申し訳ありませんでした!)


パラゴンのセッティングってどうするんだろう、とK田さんに改めてお聞きすると、何度も何度も前後に動かしてみて、やっと今の場所に落ち着いたのだとか。さらには、室内には椅子がなく、床のカーペットに直に座って聴く形なのですが、これも最初はソファを入れていたのだそうです。でもどうも音がしっくり来ないため、次に座椅子にしてみたのだとか。それでも駄目で、結局床に直接座って視聴するスタイルになったそうです。


音作りは主に自作するアンプによるそうで、最初の15年は全然良い音で鳴らすことが出来ず、ようやく納得出来る音が出始めたのはこの5年の話だそうです。その時間的スケールの大きさにも脱帽です。


K田邸には、パラゴンの他にも興味を惹かれるグッズが目白押しなのでした。つづく。
by jiro307 | 2013-12-22 09:22 | オーディオ訪問記 | Comments(4)

広島 hidetarou邸訪問 その2

ほどなく奥様と愛犬のプリンちゃん(ミニチュアシュナウザー、7歳雌)がご帰宅されました。このプリンちゃんが実に人懐っこくて、可愛いです。撫でて撫でて、と寄ってきます。過去に封印したはずの、犬好き魂が大いにくすぐられました。
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奥様は、とても明るく気さくな方で、どんどん絡んでこられます(笑)。
孤立しがちな趣味であるオーディオと、家族がこんな風に溶け込んでいる風景はとても希少だと思います(笑)。


ここで、hidetarouさんのご友人であるT野さんが参加。非常に明るく楽しい方で、キレのあるジョークを連発します。オーディオの世界にはデンセンビョウという病気が蔓延していることは知ってましたが、リンビョウまであるとは知りませんでした(笑)。さて、T野さん自身もなんと、ご自宅でJBL38cm8発マルチ、仕事場でアバンギャルドを使用しているとのことで、こちらもいつか訪問させて頂くことをお願いしました。


お昼ご飯に、ご近所のお好み焼き屋さんで御馳走になりました。この美味しい“広島焼き”は、他県ではなかなか食べれないのです。これまた県境を越えてやってきた甲斐がありました。食も、大満足です。


さて、hidetarouさんの主たる音源は、CD、ネットワークオーディオ、そしてアナログです。前2者はどちらもマランツのプレーヤーのせいか、似通った印象の音ですが、午後の部、アナログになると話が違いました。

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LUXMAN PD350、吸着システムを使用した、30年前のターンテーブルです。
フォノイコライザーは、これまた20年前のアキュフェーズのAD-290を使用。

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Blow Up / 鈴木 勲

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スリラー / マイケルジャクソン

中低域の量感はそのままに、輪郭が引き締まり、スケールが大きく弾力のある音です。
うーん、正に気分爽快!


さて、アナログで感じたことの一つに、スクラッチノイズが非常に少ないことがありました。
その秘訣は、VPIのバキュームクリーナー。普通にクリーニングしたのではバチバチノイズで聴けたもんじゃなかったレコードが、こいつで2,3回クリーニングすると劇的にクリアになるのだそうです。そういえばRYO師匠とこでも見たことがあるような。
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お高い純正クリーナー液の、自家調整法も教えて頂きました。
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最後にスピーカーの足場のことなど色々質問し、終了となりました。

ここでT野さんとお別れ。
hidetarouさんとともに、その日用意していただいたもう一つのお宅へ向かうのでした。
by jiro307 | 2013-12-16 11:00 | オーディオ訪問記 | Comments(6)

広島 hidetarou邸訪問

タカタ邸訪問時にお知り合いになったhidetarouさんに遊びにおいでと誘われ、早速12/8(日)に訪問してきました。自分としては珍しくのんびりと朝8時前に出発、広島のhidetarou邸まで2時間で到着しました。

将来カフェをやるために10年前に作ったという明るいテラスを持つ30畳ほどの空間が、オーディオスペースとなります。早速登場のアルテックA5、今までショップで遠巻きに見た程度で、個人宅で見るのは初めてです。間近で見ると、かなりデカい!
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このA5は30年程前に中古で購入して以来、大切に使い続けているのだそうです。
ウーハー515B、 ドライバー 288C 、ツイーターにエール音響のX1750という3WAY構成ですが、ウーハーのボイスコイルが飛んでしまい、3か月ほど前に補修、コーン紙の張り替えになったのだとか。
張り替え直後はとても音が硬く、低域のしなやかさや量感が戻ってくるまで2,3か月かかったのだそうです。

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各ユニットをマルチで駆動するアンプ群はアキュフェーズA-60, A-45, A-30とアキュフェーズのA級アンプで統一されています。

チャンネルデバイダー DF-45、イコライザーDG-38 とこちらもアキュフェーズ。
そして、この両機をデジタル接続するLANケーブル。これが汎用品 → AIMの中級品 → AIMの高級品でどんどん音が向上して、結局一番高いやつに落ち着いたのだそうです。


挨拶もそこそこに、音を聴かせて頂きます。


おー、なんと中低域の量感の豊かなことか。ぶっとい剛腕のような中低域です。スピーカーに近い部屋の入り口付近では床が共振しているような強い低音を感じます。しかし、スピーカー正面のカウンター席に座ると低域の量感は程よくこなれた感じになり、自分にとっては非常に心地よいボディソニックのような雄大な音になりました。奥のキッチン内側が実は音がいいんだよ、と案内されましたが、確かに音がまとまり良く感じる一方で低域の量感はやや後退し、浴びるような音への包まれ感がなくなるようで、何度か場所を変えて行ったり来たり、ぐるぐる回ってやはりカウンター席が自分には好ましく感じました。

そもそも本来のA5はこんな音は出ないそうで、現在の中低域の量感を得るまでには色々苦労したそうですが、決め手となったのは電源。200V電源の導入によって激変したのだとか。電源ケーブルも自作ものを含め、かなりこだわってそうです。
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CDトランスポートは SA-11S2、ネットワークプレーヤーもマランツ創業60周年記念モデル NA-11S1とマランツで統一。DACは FIDELIX CAPRICE、プリアンプはアキュフェーズC-2800です。

ネットワークプレーヤーは、iPadで操作。快適、お洒落、こういうのもいいですね。
私はこっち方面には全然手が回りませんが・・・

続く。
by jiro307 | 2013-12-14 11:00 | オーディオ訪問記 | Comments(4)

オーディオルーム建築日誌 その12 内寸決定

部屋サイズは、当初 縦5.3m、横4.5m、高さ4m の提示となっていました。

こうすると、石井式の理想比 1 : 0.845 : 0.725 に対して、
 1 : 0.849 : 0.754 と非常に近い理想的な値が出ています。

しかし、私が縦横をもう少しなんとか! と要望を続けたところ、
建築士さんは 縦6.33m、横4.9mと 一回り大きな図面を作って来てくれました。

高さはどうなりますか? と問うと、理想比通りで、4.6mにしました! との回答。
もう4m以上いうたら、多少高くなろうと、やること一緒ですから! と実に気持ちの良いコメントを頂きました。

これで比率は、1 : 0.774 : 0.727 となりました。 横幅は理想値には40cmばかり足らないのですが、石井先生曰く、この理想比で大切なのは、縦寸に対する高さの比率! とのことですので問題なしです。

というか、縦も横も土地の関係でもうギリギリ一杯・・・ (^_^;)






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2013年6月22日時点。 高密度グラスウールが、これでもかと中に積み上げられていました。
by jiro307 | 2013-12-09 01:35 | オーディオルーム建築 | Comments(4)

SACD聴き比べ at  Yさん邸

今日は、急遽Yさんのオーディオハウスを訪問。これでここへ来るのは3回目になります。

802Dをサブ(映像用)へ押しやり、オーディオサイトに鎮座しているノーチラス801が今日の主役です。
クラッセのプリアンプとパワーアンプで駆動。プレーヤーはマランツ。
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SACDがオーディオマニアの間で評判がイマイチ、な話題になり、

カーペンターズのSACD(Singles 1969-1981)が登場。プレミアの付いてる希少品ですね。

ああ、一聴して濃い音、好きな音。
SACDが悪いなんて、誰が言ったの!てな展開になりました。


続いて、じゃあこれ聴いて。と、ごそごそ。

かかったのが Boston から More Than A Feeling.
うーん、何か全般に音がチマチマしている。
線が細く、押し出しが弱い。

次にディスクを変えて、再び More Than A Feeling.
おお、今度は全然厚みがあって、立体的。
全然こっちが良い。

さらにディスクを変えて、三度 More Than A Feeling.
うーん。 さらに音に厚みと立体感が出た。
でも、空間表現はやや狭いかな? 

もう一回、3枚とも聴きなおして、再確認。自分の好みは僅差で3枚目です。


おお、謀った通りだ(笑)、とYさん。


種明かしは・・・。


かかった順番に、SACD,  トムショルツ自身によるリマスター盤、 オリジナル盤 でした。

うーん、SACD駄目じゃん。
(自分の手持ち盤の購入履歴を見てみたら、リマスター盤だった。オリジナル盤買いなおさなきゃ!)

ちなみに、自分はBostonには walk on から入った、と伝えると、
そんな人普通おらん、とのこと(爆)。


その後、さらにこれまたプレミア希少品というマイケルジャクソン、スリラーのSACDが登場。
これは空間表現が秀逸でした。


結局、ソフトによる、試聴環境(機器)による、のかな? ということで議論終了。

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その後、梁に設置された特注の180インチ電動サウンドスクリーン(OS製)で、レ・ミゼラブル記念コンサートのブルーレイを視聴し解散となりました。
プロジェクターはソニーのVW-95ESです。2Kで、このサイズでも大きな問題を感じません。
巨大スクリーンを1.5h未満の距離での視聴は、とにかく別世界。

大きいことは、七難隠す、と実感します(笑)。

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*旧iPod touch しかなかったので、ぼけぼけ写真です・・・
by jiro307 | 2013-12-04 01:00 | オーディオ | Comments(4)

9歳になりました。
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