2006年 08月 23日
フルHD液晶プロジェクター HC5000(三菱)
ポイントは・・・
①価格。実売45万円らしい。ビクターやソニーの先行組みが100~200万ゾーンであることを考えると、いやはや価格破壊の流れはまだまだ続いていることを実感させられます。
②コントラスト比はオートアイリス利用時10,000:1はどうでもよいとして、ネイティブコントラストは2,000:1。輝度も1,000ルーメン。もはや十分のような気がします。ちなみにZ3000はコントラスト最大6500:1で輝度最大1200ルーメンですが、いつもはコントラストは中、明るさは低での使用です。
③上下75%、左右5%の電動レンズシフト機能を搭載し、120インチ相当での投射距離3.8~6.0mと設置し易さも高得点。Z3000では3.6~4.2mですのでリプレイス範囲内か・・・。
④驚異的な静音設計でランプ低モード時19dBを達成。Z3000はうるさいことが最大の欠点で平時33dB、静音モードで30dBなので、全く比較になりません。
⑤液晶であるためレインボーノイズは無縁。これで黒浮きさえ許容内ならば言うことなし。
裏面を見ると、コンポーネント入力が1系統しかない。今のご時世、我が家の2系統(HVとDVD)とも直接接続できる点はZ3000が唯一リード。
久しぶりのサプライズ製品です。しかもエプソン製D6世代パネル搭載。ということは、今後各社からこのパネルを搭載したライバル機種がぞくぞく登場の予感。価格もがんがん下がりそう。プロジェクターの世界もフルHDが一般化する流れが急速に進んで行くと考えて良いでしょう。
場合によっちゃあ Z3000が短命に終る可能性も あり・・・?