2016年 03月 20日
上原ひろみ SPARK ハイレゾ
実は、ハイレゾを買う、という行為が初めて。音楽をダウンロードで買う、という行為も初めてです。
購入先は、ビクターのHD-Music。年度末のディスカウントセールとポイントアップをやっていたので、他の数点と一緒に大人買いです。
またPCで再生する手順が自分の中で固まり切ってない中で、ダウンロードした音楽ファイルを一曲ずつfoobar2000に放り込んで再生する、というのが真剣に聴くには意外とマッチしているように感じました。
このSPARKというアルバムを通して、CD音源はCDプレーヤー2種×DAC2種、MACとAMIE PCでのリッピング、そして今回のハイレゾ盤(FLAC 96kHz/24bit)と、オーディオ的聴き比べをずっとやっていきました。聴き比べを繰り返すと、音質判定は曲の最初の10秒前後でやっている自分に改めて気が付きます。それ以上聴くと音楽に没入してしまって音の評価はぼやけがち。
音を聴くか、音楽を聴くか?
音を聴きつつ、音楽も楽しみたい。音楽を聴きつつ、音も楽しみたい。
当たり前の結論になりますね。
さて、聴き比べの過程で、音の移動感の明瞭さでCDプレーヤーが明らかに勝っており、考えた挙句PCの足元を見直してみました。元々はプロ用マウントラックに直置き。このラックの天板は凹凸の目立つ代物です。手持ちの唯一のインシュレーターである石英インシュを持ち出してきて、4点固定、3点固定と試してみました。確かに音が変わりました。良い変化として、空間表現がしっかりしました。やはり上流機器への振動の影響は大きいと実感。皆がアクセサリーに凝る気持ちが分かります。
そうして聴くこのハイレゾ盤SPARKは、空間表現の広さと解像度の高さに確かな特徴を感じることが出来ました。
ちょっとハイレゾに嵌まりそう。