2015年 07月 25日
お洒落アンティークなリビングオーディオ S本邸訪問
続いての訪問地、S本邸に到着しました。
S本さんは大阪での事業をたたみ、近々故郷の宇和島でオーディオ喫茶を始めるべく古民家を再生中とのこと。町おこしも兼ねた自治体と連携したプロジェクトなのだそうです。若かりし頃はチームを作って自動車レースにも参加するなど、公私にわたりスケールの大きなお人であることが伺えます。また、ご夫婦で音楽を演奏、歌唱もされているそうで、相当な趣味人、良い意味での遊び人だと感じました。
お住まいのマンションに案内してもらうと、なんと趣味の良い室内でしょうか。
アンティークな調度品がそこここに配置されています。
そして、リビングのコーナーにスピーカーと思しき筐体がありました。
使用しているスピーカーはパルメコという38cm同軸スピーカーとのこと。BBCがスタジオモニターとして使っていた60年代?のスピーカーのようですが、とてもお洒落な外観だなあと思っていると、これは元々ハモンドオルガンの外箱で、中にあったアンプとスピーカーを撤去してインストールしているそうです。時に、元々のパルメコの箱は味も素っ気もない外観のようです。一個の箱に左右のユニットを入れて、モノラル風に仕上げ、エレクトロボイスのT350と言うツイーターも配置されています。
箱の上には個人に依頼して作ってもらったという、とても美しい仕上げのウッドホーン。
JBLのドライバーは、永久磁石を取り外して、励磁(フィールドコイル型)にしています。
励磁という方法は今回初めて知りました。昔はこちらが主流だったのですね。
スピーカーの正面には視聴に適した一人掛けのソファがあります。が、隣の部屋の長ソファに寝そべって聴くのがお気に入りなのだそうです。S本さんは、オーディオの作法である左右に分かれたステレオのSPの真ん中で聴かなくちゃいけない、自分が動くと音像も動く、というのが気に入らないのだとか。マンションだから大きな音も出せないしね、といいつつ、玄関のドアは少し開けてありました。積極的に音を外へ漏らして、周囲との調和も考えたオーディオを楽しんでいるようです。
玄関もお洒落。
オーディオ喫茶用の秘密兵器もお持ちですので、是非に。 (^^♪
拝見して以来気になってました^^
NAGRA VPAだし♪
実は父の郷里が宇和島で、ボクも子供の頃から何度
か訪れた場所です♪ そこで開店されるとあれば
アブナイ面々を誘って是非行ってみたいですね^^
開店の際には是非UPして戴きます様お願いします♪
S本さんのシステムは私は全くの初見ですので、別の方あるいはご本人のページでしょうか。
wooさんも宇和島に縁があったのですね。きっとwooさん好みのオーディオ喫茶に仕上がるのではないかと思いますよ。
ヤフーブログ、Sound器 やられてます。
しかし、愛媛出身者は器用な方が多い。(例外もいるかな。)