2006年 05月 28日
NDフィルター
液晶プロジェクターに黒浮き(真っ黒のはずのシーンが灰色となる)は付き物ですが、このフィルターをかませると黒が沈むという触れ込みです。11HTは先代の10HTより黒浮きは改善されているモデルですが、実際暗めのシーンではきついなあというのが正直な感想でした。最近の映画では「オペラ座の怪人」。きつい場面のオンパレード。ここでフィルターをレンズ前にかざしてみると、確かに“黒く”なる!早くやれば良かった。RYOさんに感謝です。
さて、どうやってレンズ前にこのフィルターを固定するか・・・
とりあえず、ダンボールをまるく切り抜き、その中にフィルターをはめ込んで見ました。
おお、うまくはまった。
これをプロジェクターにセロハンテープで固定する。
格好悪いのは目をつむろう・・・さて、改めて投射してみます。
おお、確かに黒レベルが一段下がり、浮いた感じが緩和される。やっぱり良いぞ!・・・おや?全白にしてみると、下辺の左右に影がかかる・・・
どうやら投射の軸はレンズの真ん中ではなく、下側にシフトされているようです。
気を取り直して位置を調整・・・フィルターのサイズがちょっと小さく完全に影がかからないようにはなりませんが、少し下側にずらすことで気にならないようにうまく収まりました。
この状態で、「オペラ座の怪人」を鑑賞しましたが、いつものシネマブラックオンでは白のピークがどうしても下がってしまいます。ここでRYOさんのアドバイス通りシネマブラックをオフにするとある程度改善されました。結論・・・映画を見るにはフィルター+シネマブラックオフが一番良い。
次いで、ようやく「キングコング」を鑑賞しました。怪獣映画というよりも切ない人間ドラマ、いやビーストドラマとなっていますが、なかなか濃密で3時間の長編であることを感じさせない出来です。下手に現代版にせず、オリジナルの時代設定でリメイクしたこともうまく効いていますね。
昔、液晶プロジェクターを使って遊んでいた当時は、レンズキャップをくり貫いて
フィルターを取り付け、ソースによってND2,ND4を使い分けしてました。
後は、組み合わせるDVDプレーヤーによって色が変わるので、
組み合わせるプロジェクターとの相性で補正しきれない色温度を
色温度変換フィルターを使って、調整していました。w
せっかくのプレゼントをようやく生かすことが出来ました。ありがとです。
色温度の補正フィルターまでかましてたんですねえ。
フィルターづくし・・・さすが!