2013年 01月 11日
松山オーディオ学校2012@年末スペシャル AMIE邸 その3
わし、アイドルもんしか聴かんから!!とAMIEさん。
実際、メインソースは80年代のアイドル物とトランスと呼ばれるクラブ系ダンスミュージックだそうです。
AMIEさんはかなりの爆音派らしく、挨拶もそこそこに師匠からjiroさんは爆音が苦手なので、との前説があります(笑)。
大分音量抑え目のスタートです。といっても、計測すると90db前後あります。
後から到着したKatyanさん、建物の傍まで来ても音が聞こえんからやってないのかと思った、と笑いながら入室。
Kuniさんもいつの間にか背後でニコニコと座っていました。
さあ、いよいよ音だしです。 まずは懐かしい岡村孝子(CDだったかな?)。
オオオ・・・
高域が、特に自分の苦手な「サ行」が頭上を縦横無尽に飛び回っています。
なのにこの「サ行」全くうるさくありません。 耳触りが、実に優しいのです。
「サ行」全開なのに、なんで~??
RYO師匠が、こちらの心を見透かしたように囁きます。
「情報量が落ちてない高域は、うるさくないんだよ」
「!!!」
ナルホド、そういうことか。これは経験しないと分かりませんね。
とにかく、この高域…これは麻薬的魅力をもつ、癖になる音です。
ボリュームをもっともっと、耳が壊れるまで上げたくなります(笑)。
その後、荻野目洋子とか、尾崎亜美とか、色々聴かせて頂きましたが、何と言ってもこのエネルギー感のあるパーンとはじけるように煌めく高域! 低域だってしっかり弾んでいます。
ちなみに、スピーカー上にちょこんと乗っているツイーターは、2つとも単なる飾り(笑)で音は出てないのだそうです。
2S-3003、国産なのになんて素晴らしい、とクラクラし始めました。
そこで、またもこちらの心を見透かしたようにRYO師匠が囁きます。
「この音に惚れて、同じスピーカーを入手しても絶対同じ音はしないから!」
え? どゆこと?!
RYO師匠 ニヤリ。
…どうやら、電子に強いAMIEさんは、色々手を入れて極秘改造を行っている模様です。
うー、真似できん!
CDTはカイザーが触ったまま、DACはメーカー調整のみ
プリは完全ノーマル
パワーは定数を変えずに一部のコンデンサーを交換してあります
SPはスピコンのみで内部はノーマルです
あとは徹底した電気的調整くらいです
ケーブルとセッティングであの変な音出してますw
お二人に翻弄されている・・・(涙)
DIATONE使いなら、ぜひ一度 AMIEサウンドを体感されたし、です(笑)。