2012年 10月 23日
松山オーディオ学校@2012秋 RYOサウンド その3
これは・・・ ひょっとして・・・ そういうこと?
師匠から リモコンを一つ、手渡されます。 やっぱり!
muteボタンを押してごらん、と言われた時点で確定です。
ウイルソン、鳴ってるやんけ~!!!
この上部(WATT-5)だけ、ウイルソン稼働中。
TacTのリモコンで、muteを押すたびに、ウイルソンがオフとなり、味気ない音になります(笑)。
仕掛けは、プリアンプの Threshold SL-10 にありました。
裏を覗き込むと・・・
出力を2分配してあります(汗)。
バーティカルならともかく、横に並んだ2セットのスピーカーで音の焦点を合わせるのは、かなり難易度の高い作業だそうです。そりゃそーでしょうね!ピンポイントで合ってないと、不自然なのですぐばれちゃう。
その焦点合わせのため椅子の位置も密かにいつもより10~15cm程前に出していたのだとか。
こちら側にそうと気づかれないように、RYOさんは まんまとmission complete してしまったのでした。
私、部屋に入った直後にウイルソンの後ろを覗き込んで、いつもと違うケーブルのつなぎ方には気づいてました。
umekichiさんも、GENELECには必要ないはずのTacTが電源オンになっていることに、違和感を持っていたそうです。
世に良くあるパターンですが・・・あちらこちらに謎解きの手掛かりは転がってました。しかし、それをスルーしてしまうように、丁寧に伏線が張られていたのでした。学生の時、部活で先輩にドッキリ肝試しでやられて以来の完璧なトリック・・・
RYO師匠完全犯罪達成です。ヤラレタ!
あまりに上手にしてやられたので、逆にとても気分は爽快です。
RYO師匠のGENELECスタック以外の最近の変化というと、、
新たにハイエンドアナログ機(ターンテーブル)EXCLUSIVE P3 を導入していることです。
フォノイコライザーには、Accuphase C-280L を使う豪華リレー。
アナログでこのシステムを音だしすると、WATT-5の低域用:17.5cmコーン型ユニットが物凄い前後運動を示します。一方CD再生では、ほとんど動きらしい動きはありません。これも、今回のトリックに貢献してます(笑)。そして、逆にアナログのソースとしての優位性を感じさせるシーンでもありました。
短時間(のはず)のRYOスペシャル・オーディオトリックショーを終えて、一行は夜の街へ繰り出したのでした。
つづく。
でもマッチョサウンドのバーティカルより私好みの音がしてるような気が。w
マッチョサウンドこそ聞きそびれましたが、やっぱりウイルソン! を実感しました。
Jiroさんが「GENELECってこんな高域出ましたっけ?」
の一言でやっとピ~ンときました。
それまでは、いつものRyoマジックでGENELECをそこまでRyoさん好みに手懐けたのかとばかり思っていました。
しかし、全く違和感がなく調整されていて、いまさらながらRyoさんのスキルの高さに驚かされるばかりでした。
いい勉強というか、いい体験をさせていただきました。