2011年 08月 25日
根岸電源ケーブル
受注生産のようで、1-2週間して到着しました。実に丁寧に梱包されていたのが印象的。
ZAC1(根岸通信ホームページより拝借)
ZTP4(同上)
実は同封されていた注意書きの内容が、なかなかインパクトがありました。オーディオの世界は、基本引き算。ケーブルなどによる音の修飾は、元の音を削ってキャラクターを作っているのだ。高価なアクセサリーに次々と手を出して、決して音が良くないにも関わらず、これだけお金を掛けたのだから悪いはずがない、と自分に言い聞かせて聴いている、悲しい状況のオーディオファンが実に多い。だから最初の素の状態を少しでも豊かなものとするべく、この電源ケーブルは作成されている、と書かれています。とても為になるお話です(笑)。
で、繋いで見ると、エージング中はこうなります、との注意書きの通り 低域ボワボワ!、高域ガサガサ!、の驚きの音に。それでオーグライン効果が一気に吹っ飛んでしまいました。
さて、その後20-30時間は聴いているはずだから、そろそろエージング終わりと思っていいのでしょうか?
むしろ低音が締まる方向に変化します。
我が家のZAC1はかなり古い物なので、当時作ってたケーブルの線材が変更されてなければいいのですが、エージングで同じ音が出るようになるといいですね。
でも、オーディオって正に生き物ですねえ。